太陽の竜と闇の青年

「……行ってしまったわね……」


ドラゴン=ウイがつぶやいた。


「……あぁ」


フワッと小さな風に乗ってウイの隣に長身の男が立った。


ウイはその男に寄り添った。


「……あの人はガーディスとオウスを守ってくれるかしら?」


「……神の民。誓いを守れなくてどうする」


「ふふっ。そうね。……神様。もし本当にいるのであればどうかあの人に力を……」


男がウイの肩を抱き、ウイの髪に頬をすり付けた。


「……もし、できるならあの二人を掟から解放してやりたい」


ウイはその言葉に小さくうなずいた。