太陽の竜と闇の青年

・白虎・


「竜の民が生きる理由は竜の民の掟に従うことにあるのかもしれない」


俺がそう言うと、シルバの片眉があがった。


「なぜ?生きる理由が掟に従うことなのだ?それじゃぁ悲しすぎるだろ」


確かにそうかもしれない。


だけど、我が主とフウがあそこまで掟にこだわるのは何か理由があるはずなんだ。


俺が考え込んでいると、シルバが深くため息をついた。


「大体はおまえが何を考えているのかわかる。自分もそれに協力しよう。竜の民の掟の内容を調べてみる必要があるな……」


俺が顔をあげると、シルバが微笑した。


「自分も多少興味があるからな。ついでだ。ついで」


俺はシルバのことを少し好きになった。