「朱雀ってここだよね。えっとー……大地に恋の歌が響けば、歯車が動き出す。太古より目覚めた朱雀は絆を求めるだろう。朱雀は玄武を呼ぶ?」
私は小さく頷いた。
「うん。それでさこの変にある大地で、ガイヤ砂漠っていうところがあるんだってさ。そこは、音のない大地っていうのが別名なんだって。リクが言ってた」
すると、フウがニヤリと笑って言った。
「へぇ。リクさんがねぇー」
私はそんなフウを横目に見ながら意地悪そうに言った。
「うん。フウのおかげでね」
すると、フウがバレた?と言って、ベットにボスンと倒れた。
「だから、明日、ガイヤ砂漠に行って笛を吹いてみる。母上からもらった笛でね」
サクラとラカが楽しそうに微笑んだ。
「久しぶりです!姫様の鼓笛を聴くの!」
「本当ですね。いつも姫様は笛を持っていますけど、双剣のほうがよく使いますし、あまり吹いてくれませんから」
私は、苦笑しながら訂正した。
「違うよ。ただ、人前ではあまり吹きたくないから吹かないんだよ。下手だがら……」
フウが私の頭をポンッとたたいて言った。
「なに言ってるのさぁ!ルウの鼓笛は世界で一番上手だと思うよー」
私はにへらぁと笑って言った。
「ありがとう」
サクラが頬を赤めながら言った。
「そ、それで、姫様……。何を吹くんですか?」
私は、スッと文字をなぞりながらサクラに向かって言う。
「恋の歌ってあるじゃん?だから、タラバンの曲でも吹いてみよっかな……って思ってるんだよね」
サクラは小さな歓声をあげた。
「わ、わたし、姫様のタラバン大好きです!」
すると、フウが眉をひそめながら聴いてきた。
「タラバンって何?」
私は自分の指を三本たてた。
「この世界で、もっとも有名な恋曲の1つだよ。有名な恋曲は3つあるんだけど、タラバンはその中の最上級に値するもので、はじめは明るい音調でラブラブ感がたっぷりとでてるけど、中間で低い音調に変わって、二人がもつれていくんだ。最後にはゆったりとした音調で、二人が仲良くなったところを表すんだよ」
私は小さく頷いた。
「うん。それでさこの変にある大地で、ガイヤ砂漠っていうところがあるんだってさ。そこは、音のない大地っていうのが別名なんだって。リクが言ってた」
すると、フウがニヤリと笑って言った。
「へぇ。リクさんがねぇー」
私はそんなフウを横目に見ながら意地悪そうに言った。
「うん。フウのおかげでね」
すると、フウがバレた?と言って、ベットにボスンと倒れた。
「だから、明日、ガイヤ砂漠に行って笛を吹いてみる。母上からもらった笛でね」
サクラとラカが楽しそうに微笑んだ。
「久しぶりです!姫様の鼓笛を聴くの!」
「本当ですね。いつも姫様は笛を持っていますけど、双剣のほうがよく使いますし、あまり吹いてくれませんから」
私は、苦笑しながら訂正した。
「違うよ。ただ、人前ではあまり吹きたくないから吹かないんだよ。下手だがら……」
フウが私の頭をポンッとたたいて言った。
「なに言ってるのさぁ!ルウの鼓笛は世界で一番上手だと思うよー」
私はにへらぁと笑って言った。
「ありがとう」
サクラが頬を赤めながら言った。
「そ、それで、姫様……。何を吹くんですか?」
私は、スッと文字をなぞりながらサクラに向かって言う。
「恋の歌ってあるじゃん?だから、タラバンの曲でも吹いてみよっかな……って思ってるんだよね」
サクラは小さな歓声をあげた。
「わ、わたし、姫様のタラバン大好きです!」
すると、フウが眉をひそめながら聴いてきた。
「タラバンって何?」
私は自分の指を三本たてた。
「この世界で、もっとも有名な恋曲の1つだよ。有名な恋曲は3つあるんだけど、タラバンはその中の最上級に値するもので、はじめは明るい音調でラブラブ感がたっぷりとでてるけど、中間で低い音調に変わって、二人がもつれていくんだ。最後にはゆったりとした音調で、二人が仲良くなったところを表すんだよ」

