太陽の竜と闇の青年


「いやぁ実はね、僕たちも本当に参ってたからさ、風国までシルバに行ってもらってルウを呼んでこようと思ってたんだよ。いやいや、ありがたいよ」


テンという女の子のところに行くまでに、クラウドからそんな話を聞かされた。


なんっていうか、複雑な気持ちだけど、まぁクラウドが私たちを頼りにしてくれているっていうことはとってもうれしいことだと思う。


「さぁ、ここだよ」


ついたテントは他のテントよりも少し小さく、周りは花で囲まれていた。


「テンっていうのが本当の名前かもしらない。ただ、書いてたんだよ」


書いてた……?


私とフウが首を傾げると、クラウドは小さくうなずいた。


「まぁとりあえず入ってみて。そしたら……わかるから」


クラウドにいわれた通り、私たちはテントの中に入った。


そして顔をあげた瞬間、背筋が凍り付いた。