「理由なら俺の部屋に入ったらわかるさ」 ……ルウがいるからな。 俺はルウの反応が少しだけ楽しみで、頬が緩むのをおさえていた。 「悪いが時間がない。頼んだぞ」 ルウを一人にさせてやらないでくれ……。 俺は莢が夜になってルウが不安になる前に、俺の部屋に入ることを願った。 呆然とする莢を放ってあの場所へ足を進めた。