太陽の竜と闇の青年

「マリオネ……いや、ドルダム。もう用事は済んだ。さっさと戻れ」


俺がそう命令すると、ドルダムはペロッと舌を出して俺に言った。


「分かったよ。それにマーダーフィーンドがいるからここでは僕の役目はなさそうだしね」


そう言ったドルダムは俺の体の中に入っていった。


体の外に出た俺のシャーマンの名前はドルダム。


体の中にいる俺のシャーマンの名前はマリオネット。


俺はそう分けることに決めた。