ネロ
顔はかなりかっけぇし、性格だってよかった。
細身に見えたのにしっかりとした筋肉がついていた。
胸板を殴ったとき、ピクリとも動かなかった。
すっげぇな……コイツ。
俺が少し呆然と目の前にいる男をみると、
男は真剣な目つきで俺の腕をつかんだ。
すっげぇ力……。
「ありがとう。俺にルウをくれて、ありがとう」
突然、そう謝られて俺はかなり驚いた。
コイツ、そんな易々と謝る感じじゃねぇのに……。
イケメン君が首を傾げたのをみて、俺は苦笑いを浮かべて言った。
「お前、謝るようなイメージねぇんだけど……」
イケメン君は微笑を浮かべた。
こりゃぁ、ルウも惚れるだろうな……。
その顔、反則だな。うん。
俺も女だったらきっと惚れてるだろう。
考えただけで気持ち悪ぃけど。
「よく言われるよ」
イケメン君はさっきよりも輝きを増した。
っとに、かなわねぇなぁ……。
俺は小さくため息をついた。
「お前、チビを泣かしたりしたら許さねぇからな。そのときは俺が奪いにいってやる」
俺がニヤリと笑って言うと、壱は苦笑いを浮かべた。
「あぁ、肝に命じておくよ。だが、ルウを奪われるのは何十回と経験している」
あぁ、コイツはがんばったんだ。
チビはモテるから、かなり敵がいる。
そんな奴らと俺も少しは争ったことがある。
だけどコイツはもっとすげぇ奴らとなんとなくだけど、何回も戦っているような感じがした。
「お前、強そうだけどな」
俺がそう言うと、壱はとんでもない!とでもいうような顔になった。
「俺はまだまだだ。暴走してしまったルウを止めることができないのだからな……」
最後のほうはポソポソとしていたから、聞こえなかった。
俺がもう一度訪ねようとしたとき、雄叫びのような声がした。
顔はかなりかっけぇし、性格だってよかった。
細身に見えたのにしっかりとした筋肉がついていた。
胸板を殴ったとき、ピクリとも動かなかった。
すっげぇな……コイツ。
俺が少し呆然と目の前にいる男をみると、
男は真剣な目つきで俺の腕をつかんだ。
すっげぇ力……。
「ありがとう。俺にルウをくれて、ありがとう」
突然、そう謝られて俺はかなり驚いた。
コイツ、そんな易々と謝る感じじゃねぇのに……。
イケメン君が首を傾げたのをみて、俺は苦笑いを浮かべて言った。
「お前、謝るようなイメージねぇんだけど……」
イケメン君は微笑を浮かべた。
こりゃぁ、ルウも惚れるだろうな……。
その顔、反則だな。うん。
俺も女だったらきっと惚れてるだろう。
考えただけで気持ち悪ぃけど。
「よく言われるよ」
イケメン君はさっきよりも輝きを増した。
っとに、かなわねぇなぁ……。
俺は小さくため息をついた。
「お前、チビを泣かしたりしたら許さねぇからな。そのときは俺が奪いにいってやる」
俺がニヤリと笑って言うと、壱は苦笑いを浮かべた。
「あぁ、肝に命じておくよ。だが、ルウを奪われるのは何十回と経験している」
あぁ、コイツはがんばったんだ。
チビはモテるから、かなり敵がいる。
そんな奴らと俺も少しは争ったことがある。
だけどコイツはもっとすげぇ奴らとなんとなくだけど、何回も戦っているような感じがした。
「お前、強そうだけどな」
俺がそう言うと、壱はとんでもない!とでもいうような顔になった。
「俺はまだまだだ。暴走してしまったルウを止めることができないのだからな……」
最後のほうはポソポソとしていたから、聞こえなかった。
俺がもう一度訪ねようとしたとき、雄叫びのような声がした。

