太陽の竜と闇の青年

ふぅー……と、いう大きなため息が出た。


バタンと大きな音を立てて、本を閉じた。


四神がどんなものかはよく分かった。


私は本を手に取って、図書館から出た。


ずっと図書館の中にいたから、頬が火照っている。


風が涼しく気持ちいい。


私が図書館から出て目指したところはフウと一緒に行った高台だった。