太陽の竜と闇の青年

俺はマリオネットの言葉に舌打ちをした。


「んなことわかっている」


マリオネットは今日のことをまだ根に持っているのか、意地悪そうに言った。


「なんだよ。人がせっかく視せてあげるっていうのにさ。僕の力がなかったら壱はルウとフウの過去、一切知っていないんだから」


俺はガリガリと頭をかいた。


「だけど、お前は契約者がいなかったかもしれないぞ。前マランから聞いたが、シャーマンは、契約者のいうことをきちんと聞かなければシャーマンキング、つまり、チェンヂによって消されるらしいな。なんてったって、チェンヂはすべての属性に対する体質の上、自由に変形できるしな。お前等の間ではチェンヂは神といわれているんだろう?そしてその神の契約者がルウとフウの兄。その神と呼ばれていたチェンヂを殺したのがルウの契約者フィンド。ま、フィンドはシャーマンじゃねぇらしいけどな。おかしな縁だな。あぁ、それから、もう一つ。お前、マリオネットの力以外にドルダムの力も使えるらしいな」


俺がマランから聞いたことをすべてマリオネットにいうとマリオネットは小さく舌打ちをした。


「チッ。ドクター・マランめ。よけいなこと喋りやがってさ。不老不死で死ねないだかなんだか知らないけど、言い過ぎにも限度ってのがあるだろ」


悪態をブツブツと言った後、ハッとして声をあげた。


「今のはマランにいわないでよ!!」


俺は小さく笑ってマリオネットに言った。