太陽の竜と闇の青年

その直後に入ってきたのが、マランだった。


一番、ルウとフウの過去を知っている人物。


「お前フウから聞いたんだって?人殺しの件」


俺がこくりとうなずくと、マランは微笑を浮かべた。


「お前もつくづく懲りない奴だな。いや、好奇心旺盛っつったほうがいいのか?」


俺が苦笑いを浮かべたのをみて、マランが、で?と聞いてきた。


「今度はなにが知りたいんだ?」


さすがに、ルウが髪を切る理由の場面はマリオネットでみなくてもいいと思った。


俺はターラに訪ねた。


「フウから聞いたのだが、ルウは小さい頃、髪を切ったそうだな」


マランは何かを思い出したかのように目をすがめた。


「あぁアレね。うん、ルウは髪が短かったなぁ」


俺が何故、と聞く前にマランが口を開けた。


「新国で自分の髪をすげぇ嫌ったんだよ」


俺が驚いてマランをみると、マランは頬をポリポリとかいた。


「俺、説明下手だからよ、マリオネットでみてくれれば助かるんだが……。勿論、ルウが髪を切ったそのときは俺も現場にいたぞ。国王陛下に呼ばれていたからな。これでも昔は結構真面目だったし、国王陛下にも気に入られていたからな」


どうでもいい話に俺がマランを睨むと、マランは渋々と部屋をでていった。


今回のことは視たくない。


俺はいつの間にか眠りについていた。