俺はすぐにうなずいた。
フウには短いほうが似合う。
「あぁ。断髪したほうがいいと思うぞ。フウは短いほうが似合うからな」
フウがニコニコと笑いながら俺にお礼を言った。
「ありがとう!壱がそう言ってくれると、ちょっと自信沸いてくる。……ルウもそろそろ断髪したらいいのに。短くても似合うんだから」
俺はフウの後の言葉に耳を傾けた。
「ルウは断髪したことがあるのか!?」
俺の過剰な反応に少し驚いたのか、フウの目は大きくなっていた
俺が、なぜだ?と聞く前に、テントの外から、ラカがフウを呼ぶ声がした。
「おっと。ごめんね。壱。あぁ、あと、ありがとう!」
ニヒッと笑うと、フウはさっさとテントから出ていってしまった。

