太陽の竜と闇の青年

ヒンヤリと冷たいものが額に乗せられた。


ゆっくりと瞼をあげると、ルウがニコッと笑った。


俺の額にあるものはルウの手か……。


「よかった、よかった。やっと起きた」


やっと……?


俺が首を傾げると、ルウがニコニコと笑いながら言った。


「今は昼だよ。壱が珍しくずっと寝てるから不安になってマランを呼んだら、ただの寝不足だっていうからさ。今日は大雨でどうせ旅もできないだろうから寝かせてやれって言われてるんだけど、やっぱりずっと起きなかったらちょっと不安になるじゃん?」


俺はゆっくりと起きあがった。


そして、訪ねた。


「ルウは王族を殺したいと思うのか?」