太陽の竜と闇の青年

私は同じところを繰り返し読んだ。


だけど、文章は変わらない。


白銀の髪の少女……。


私はターバンを無意識のうちにさわっていた。


まさか、”この時代に”、私と同じ色の髪色の人がいたなんて思わなかった。


少しだけ混乱した。


けれど、今はこんなことよりも朱雀たちのことを調べないと……。