「へぇーい」
ルウは男の言葉に渋々うなずいた。
「とにかく、さっさとここからでたいんだ。コイツ、邪魔だ」
「あぁ。鬼も同じ事を考えていた」
「じゃぁ、思っていることは……」
「同じだ」
二人は顔を見合わせニヤリと笑った。
ルウは超鬼の前に立ち、男は後ろに立った。
「「どうせ超鬼が大きくなっただけのこと!!」」
二人は同時に跳ね上がり、超鬼の脳天から体を引き裂いた。
グロイんじゃねぇの……。
その殺し方……。
しかし、ルウと男はそんなこと気にせず笑っていた。
俺の知らないルウがいた。
「僕もそうだけどさ……」
フウが笑いあっている二人を遠目にみるように俺たちに声をかけてきた。
「あぁやって楽しく人を殺せる時って、王族のことを考えているんだ。きっとルウも今、王族のこと考えてると思う」
シルバが首を傾げた。
「何故だ?お前達だって王族だろう」
フウは、にやぁ、と笑った。
「僕とルウは王族に拾われたんだ」
シルバは片眉をあげた。
「へぇ。それは初耳だ」
まぁ、フウもルウもシルバに言ってないからな。
「ま、とにかくさ。今はあの二人止めたほうがいいよね」
微笑を浮かべてルウに近づくフウを俺は少しだけ眺めて俺もルウと男のほうに歩いた。
ルウは男の言葉に渋々うなずいた。
「とにかく、さっさとここからでたいんだ。コイツ、邪魔だ」
「あぁ。鬼も同じ事を考えていた」
「じゃぁ、思っていることは……」
「同じだ」
二人は顔を見合わせニヤリと笑った。
ルウは超鬼の前に立ち、男は後ろに立った。
「「どうせ超鬼が大きくなっただけのこと!!」」
二人は同時に跳ね上がり、超鬼の脳天から体を引き裂いた。
グロイんじゃねぇの……。
その殺し方……。
しかし、ルウと男はそんなこと気にせず笑っていた。
俺の知らないルウがいた。
「僕もそうだけどさ……」
フウが笑いあっている二人を遠目にみるように俺たちに声をかけてきた。
「あぁやって楽しく人を殺せる時って、王族のことを考えているんだ。きっとルウも今、王族のこと考えてると思う」
シルバが首を傾げた。
「何故だ?お前達だって王族だろう」
フウは、にやぁ、と笑った。
「僕とルウは王族に拾われたんだ」
シルバは片眉をあげた。
「へぇ。それは初耳だ」
まぁ、フウもルウもシルバに言ってないからな。
「ま、とにかくさ。今はあの二人止めたほうがいいよね」
微笑を浮かべてルウに近づくフウを俺は少しだけ眺めて俺もルウと男のほうに歩いた。

