自分はウィンとヘルが小部屋に入ったのをみて、階段のほうに目を向けた。
思った以上に来るのが早かった。
だが上ってきた奴らの中にまったく知らない奴が混じっていた。
自分が首を傾げるのをみたソイツは無表情に自己紹介をしてきた。
「俺は白虎。先ほど貴様が足で蹴落とした翡翠の中に宿る四神だ」
鋭い金色の目が自分を睨むように見据える。
四神……。
それはよくわからないものだったが、何となくこの白虎という奴は壱と同様に危険な奴だと思った。
「ところで、我が主はどこに行った」
白虎が自分を観察するようにみながら訪ねてきた。
だけど自分はヘルに何も言うな、と言われている。
自分は首を横に振った。
フリスが声をあげた。
「あ!あそこの扉、結界が張られているよ!!」
ウィン弟が自分の襟首をつかんだ。
「お前、知っていたのに僕たちに教えないつもりだったのか?」
自分はウィン弟を見返す。
何も言うことはない。
「答えろよ!!!!!!」
ウィン弟の声が部屋に木霊したとき、小部屋の扉が開いた。
「おやおや、あんたたちいつの間に牢から出たのさ。まったくしぶとい奴らだね」
ヘルはそう言うけれど、顔は笑っていた。
「うるさいな。さっさとルウを返してよ」
ウィン弟が剣に手をかざし、ヘルを睨んだ。
やはり、双子なだけあって、怒った顔はウィンに少しだけ似ていた。
「ひょっひょっひょっひょ。いいさ。返してやろう。もう用もすんだしのぅ。さっさと出てきな女」
髪を引っ張られながら出てきたのは眉をしかめたウィンだった。
それをみたウィン弟がヘルに剣を向けた。
「お前その手を離せ。ルウの髪を引っ張るっていうのはどういう意味だか分かっているのか?」
「殺す、という意味だ」
いつの間にか空風もヘルに剣を向けていた。
それでもヘルは楽しそうに笑っていた。
「ひょっひょっひょ」
思った以上に来るのが早かった。
だが上ってきた奴らの中にまったく知らない奴が混じっていた。
自分が首を傾げるのをみたソイツは無表情に自己紹介をしてきた。
「俺は白虎。先ほど貴様が足で蹴落とした翡翠の中に宿る四神だ」
鋭い金色の目が自分を睨むように見据える。
四神……。
それはよくわからないものだったが、何となくこの白虎という奴は壱と同様に危険な奴だと思った。
「ところで、我が主はどこに行った」
白虎が自分を観察するようにみながら訪ねてきた。
だけど自分はヘルに何も言うな、と言われている。
自分は首を横に振った。
フリスが声をあげた。
「あ!あそこの扉、結界が張られているよ!!」
ウィン弟が自分の襟首をつかんだ。
「お前、知っていたのに僕たちに教えないつもりだったのか?」
自分はウィン弟を見返す。
何も言うことはない。
「答えろよ!!!!!!」
ウィン弟の声が部屋に木霊したとき、小部屋の扉が開いた。
「おやおや、あんたたちいつの間に牢から出たのさ。まったくしぶとい奴らだね」
ヘルはそう言うけれど、顔は笑っていた。
「うるさいな。さっさとルウを返してよ」
ウィン弟が剣に手をかざし、ヘルを睨んだ。
やはり、双子なだけあって、怒った顔はウィンに少しだけ似ていた。
「ひょっひょっひょっひょ。いいさ。返してやろう。もう用もすんだしのぅ。さっさと出てきな女」
髪を引っ張られながら出てきたのは眉をしかめたウィンだった。
それをみたウィン弟がヘルに剣を向けた。
「お前その手を離せ。ルウの髪を引っ張るっていうのはどういう意味だか分かっているのか?」
「殺す、という意味だ」
いつの間にか空風もヘルに剣を向けていた。
それでもヘルは楽しそうに笑っていた。
「ひょっひょっひょ」

