「くっそ!!!」
クラウドがいらだちを隠せないかのようにシルバが消えていった地面を殴った。
ティファナがクラウドを落ち着かせるようにクラウドの肩に触れた。
「シルバがあれほど喋り、あれほど大きな声を出す子だとは知りませんでした。昔から一言も喋りませんでしたし、喋るとしても返事だけが多かったですからね。ティーは嬉しいです。シルバはティーのしらない内に成長していました。もうあなたたちに迷惑をかけることはできません。シルバが行くと決めたのですから。だから、お引き取りください。シルバの言った通り、あなたたちにはまだ行くべきところがあるのでしょう?」
ズキン……。
「だけどシルバさんは僕たちを助けてくれた。次は僕たちがシルバさんを助けないと……」
ズキン……。
「ですが、どのようにしてシルバを助けるというのですか?クラウドさんにヘルよりも強いまじないができるとはティーは思えません」
ズキン―――。
ヘル―――。
あなたはどこまで卑下なんだ。
「ルウ!!!!!!!!!!!!!!!!」
大好きな壱の声が遠くに感じられた。

