「話を戻しますが、姫様の持っている翡翠は朱雀という火を操る翡翠とも言われています。実際、何らかの呪文を唱えれば火を操ることができるらしいですが、それがまだ不明なんです。それから、あと3つの翡翠は玄武・青竜・白虎とあります。この3つは、風国と安国と和国にあります。姫様は蒼国の朱雀を手に入れてしまったんですよ」
私は首をかしげながらサクラに聞いた。
「何でそれが事件になるの?」
これにはフウもうなずいていた。
「確かに。特に悪いことはないよね」
ラカが眉をひそめていった。
「それが……、その翡翠4つを集めると翡翠の中にいる人たちが封印から放たれると噂されているんです」
……??
「ん?よくわかんないんだけど」
私が首をかしげていると、フウが身振り手振りで簡単に教えてくれた。
「つまり、4つの翡翠の中には、四方をつかさどる四神がいるんだよ。これは、僕たちも地理でならっただろ?そうそう、東西南北の神様みたいなもん。その四人が翡翠の中になんらかの原因で封印されたんだ。それから、何百年経った今、四つの翡翠がそろったら四神は封印から解き放たれるわけ。わかったー?」
私は、こくこくとうなずいた。
「その噂が世界中に広がって、世界中の人がその翡翠を集めるようになりました。ですが、翡翠は一度壊れてしまっていたんです。何で壊れたのかは分かりませんがね。それで、翡翠職人がその欠片を探し回り、翡翠の形に戻したんです。しかし、翡翠職人の方々はその噂を知っていて、自分の信頼できると思った人にしか翡翠を渡さないようにしているんです。ですから、浪人・盗賊などは翡翠職人の場に乗り込み、暗殺し、翡翠を手に入れようとしているんです。それでかなりの人数の翡翠職人が殺されてしまっていることを翡翠事件と言っているんです」
私は首をかしげながらサクラに聞いた。
「何でそれが事件になるの?」
これにはフウもうなずいていた。
「確かに。特に悪いことはないよね」
ラカが眉をひそめていった。
「それが……、その翡翠4つを集めると翡翠の中にいる人たちが封印から放たれると噂されているんです」
……??
「ん?よくわかんないんだけど」
私が首をかしげていると、フウが身振り手振りで簡単に教えてくれた。
「つまり、4つの翡翠の中には、四方をつかさどる四神がいるんだよ。これは、僕たちも地理でならっただろ?そうそう、東西南北の神様みたいなもん。その四人が翡翠の中になんらかの原因で封印されたんだ。それから、何百年経った今、四つの翡翠がそろったら四神は封印から解き放たれるわけ。わかったー?」
私は、こくこくとうなずいた。
「その噂が世界中に広がって、世界中の人がその翡翠を集めるようになりました。ですが、翡翠は一度壊れてしまっていたんです。何で壊れたのかは分かりませんがね。それで、翡翠職人がその欠片を探し回り、翡翠の形に戻したんです。しかし、翡翠職人の方々はその噂を知っていて、自分の信頼できると思った人にしか翡翠を渡さないようにしているんです。ですから、浪人・盗賊などは翡翠職人の場に乗り込み、暗殺し、翡翠を手に入れようとしているんです。それでかなりの人数の翡翠職人が殺されてしまっていることを翡翠事件と言っているんです」

