太陽の竜と闇の青年

僕は渋面を浮かべた。


「たぶん、ルウしかしらないと思うよ」


へぇ、とルウが顔をあげた。


そして、笑って言った。


「もしかしてさ、テル?そんなわかないよね。テルはネロの妹だし、フウ、あんまりテルと話してないし」


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僕が黙ったのをみて、ルウの目がパチクリとうごいた。


「あ、あれ?もしかして、もしかすると、テルなの?」


僕はラッシュの腹を蹴った。


ラッシュはヒヒーンと、高く鳴いて宮殿のほうへと走った。