バッと皆がこちらをみた。
いつの間にか、ラカ、サクラも前へと進んでいた。
あのクールで驚くことがあまりない壱とシャンリンもこちらを凝視していた。
「へー、ルウ、好きな人いたんだぁー」
「フウこそいたんだね。全然気づかなかったよ」
ルウが僕にあははー、と笑って言った。
僕もあははー、と笑い返す。
だけど、本当にルウに好きな人がいることには気づかなかった。
だって、ルウ、恋愛とか絶対に興味なさそうだし。
「ちょ、ちょ、ちょっと待て!!俺様たちを置いていくなぁー!!!」
九尾がビシッと僕たちを指さして叫ぶ。
「うるさいな~。えっ、何?好きな人作るのダメなの?」
僕が九尾を見下ろしていうと、故は顔を膨らませた。
「ダメというわけではない!!だけど、だけど、ルウ殿に好きな人が……」
九尾が嬉しそうな、悲しそうな顔をした。
もしかしてコイツ、ルウの好きな人が自分だと思ってるわけ?
絶対にないね。
「んー、好きな人なのかなぁ?もしかしたら私、気になる人、かもしれない」
ルウがうぅーん、とうなった。
「というか、好きっていう感情があまり分からないからなぁ……」
よかった。
やっぱ、ルウは鈍感なままだ。
「それで?その気になる人って誰なの?」
クラウドが壱の前から首をのりだした。
いつの間にか、皆、馬の足と止め、じっとこちらをみていた。
馬車もとまっていた。
そこまでして聞きたいのか……?
「えぇ!?言えない、言えない!絶対に言えないよ!!」
ルウがあわてて首をふると、シャンリンが楽しそうに笑った。
「と、いうことは、わたしたちの知っている人ですね」
ルウの顔が真っ赤になった。
そして、ルウは、ターバンをずるずると下げて顔を隠した。
「ふにゅー……」
その様子を楽しそうにみていたサクラの目が、キッとこちらに向けられた。
「それで?若様は誰なんですか?」
…………話の矛先が完全に僕にきた。
横をみると、ルウの口が見えないようにあがっていた。
はめられた……。
話を僕に持っていく計算だったのか……。
いつの間にか、ラカ、サクラも前へと進んでいた。
あのクールで驚くことがあまりない壱とシャンリンもこちらを凝視していた。
「へー、ルウ、好きな人いたんだぁー」
「フウこそいたんだね。全然気づかなかったよ」
ルウが僕にあははー、と笑って言った。
僕もあははー、と笑い返す。
だけど、本当にルウに好きな人がいることには気づかなかった。
だって、ルウ、恋愛とか絶対に興味なさそうだし。
「ちょ、ちょ、ちょっと待て!!俺様たちを置いていくなぁー!!!」
九尾がビシッと僕たちを指さして叫ぶ。
「うるさいな~。えっ、何?好きな人作るのダメなの?」
僕が九尾を見下ろしていうと、故は顔を膨らませた。
「ダメというわけではない!!だけど、だけど、ルウ殿に好きな人が……」
九尾が嬉しそうな、悲しそうな顔をした。
もしかしてコイツ、ルウの好きな人が自分だと思ってるわけ?
絶対にないね。
「んー、好きな人なのかなぁ?もしかしたら私、気になる人、かもしれない」
ルウがうぅーん、とうなった。
「というか、好きっていう感情があまり分からないからなぁ……」
よかった。
やっぱ、ルウは鈍感なままだ。
「それで?その気になる人って誰なの?」
クラウドが壱の前から首をのりだした。
いつの間にか、皆、馬の足と止め、じっとこちらをみていた。
馬車もとまっていた。
そこまでして聞きたいのか……?
「えぇ!?言えない、言えない!絶対に言えないよ!!」
ルウがあわてて首をふると、シャンリンが楽しそうに笑った。
「と、いうことは、わたしたちの知っている人ですね」
ルウの顔が真っ赤になった。
そして、ルウは、ターバンをずるずると下げて顔を隠した。
「ふにゅー……」
その様子を楽しそうにみていたサクラの目が、キッとこちらに向けられた。
「それで?若様は誰なんですか?」
…………話の矛先が完全に僕にきた。
横をみると、ルウの口が見えないようにあがっていた。
はめられた……。
話を僕に持っていく計算だったのか……。

