太陽の竜と闇の青年

~~クラウド~~


僕は目の前にいるシーナを睨んだ。


「君、本当に戦えるの?さっきから何も仕掛けてこないけど」


シーナは僕の頬に剣をピタッと当てた。


ヒンヤリとする。


「もう、仕掛けたよ」


僕はニヤリと笑う。


クイナは眉をひそめた。


「僕の勝ちだ」


僕は手をあげて


「ファラージャナ!!」


と唱えた。


その瞬間、クイナの体が硬直する。


「あと何時間かで解けると思うけど……。僕だって役に立つんだ」


僕はそう言ってドサリと倒れた。


この魔術はかなり体力を使う。


うっすらと意識が途切れる中で、白虎が僕に近づいてきたのが分かった。