太陽の竜と闇の青年

「おい!!正面突破っていうのは本当の話か!!」


リクが顔面蒼白で俺に近づいていた。


俺はうなずく。


「あぁ。俺はあの四人を止めれる気力がしないからな」


リクは、はぁぁぁ、と大きなため息を漏らした。


「まぁ、俺もあいつらを止めようとは思えないが、正面突破とはさすがに……。難しくないのか?」


俺は顔をしかめた。


「いや、あいつらが言うには顔を知っている奴がいるらしい。ただ、性格が最悪だとか……」


フウたちの話によれば、知り合いはいるものの、すこし関わりたくない相手らしい。


幡国には嫌な奴が多いらしい……。


まぁ、皇子がアレだからな……。


「しかし、四神たちはでてこれないのか?」


リクが机の上に置いてあった翡翠を指さした。


ラカに絶対に触るな、といわれているため、絶対に触ることはできない。


触れば、ラカにどんなお仕置きを受けるか分からない。


「あぁ。ルウの力がない限り、出てこれないのだと思う。それか、今は自分たちの出番じゃないと思って出てこないか、どっちかだな」


俺とリクは同時にため息をついた。