太陽の竜と闇の青年

「余はルウを花嫁に迎えるのだ!!」


そういうと、シャナはポケットから何かを取り出して、地面に叩きつけた。


すると、パァン!という甲高い音がして、辺りが先ほどのように明るくなった。


「んなっ!」


フウが声をあげた。


「はっはっはー!光玉だ!!」


シャナはそういうと、走り出した。


私も目がチカチカしているから、今どうなっているのかぜんぜん見えない。


というか、なぜか感覚すらない。


何で……!?


「少し、いや、大量に痺れ薬を入れておいたんだ。息を吸っただけで体が痺れるようにのぅ」


シャナぁぁぁぁぁ!!


私は心の叫びをあげた。


だけど、口が動かなかった。


「ふっはっはっは!余はあいつらなどには負けぬ!余はルウを花嫁にしてみせるのだ!!」


誰もシャナの花嫁になるなんて言ってなぁぁぁい!!