太陽の竜と闇の青年

「幡国のファラリ=カリナという女性の兄に会いに行きたいのだが……。いけないか?」


すると、かなりの間沈黙があった。


俺は不思議に思ってルウをみると、ルウは硬直していた。俺を凝視したまま。


ラカもサクラも遠くで聞いていたフウもだ。


「ん?」


俺が少し唖然としたときラカがようやく口を開けた。


「……壱さん……。禁句を言ってしまいましたね」


あ?


俺は混乱していた。


何が禁句だ?


幡国をルウたちは知っているのか?


俺がルウをみたとき、ルウは口をぱくぱくさせていた。


次に聞こえたのは、耳をつんざくほどのルウの悲痛の悲鳴だった。


「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」