太陽の竜と闇の青年

「本当だ。俺が玄武を持っていたんだが、玄武を蘇らせれるっていうことでルウに預けた。で、ちょっとした奇跡を信じてルウに九尾が蘇る、っていうことをいったら見事に蘇らせたってわけだ」


クラウドはうれしそうな顔になった。


「じゃぁ、やっぱり白虎も蘇らせることができるんだね!!」


軽くうなずく。


「もっちろん。いや、たぶんだけど……。でも、全力を尽くして蘇らせるよ」


それを聞いて、クラウドの頬に赤みがさした。


よっぽどうれしいんだろうな……。


なんか、こっちも楽しくなる。


「僕、一生懸命頑張るからね!!」


クラウドはそう言ってフウと話始めた。


「なんか、クラウドって実は明るい子だったんだね」


私が誰となく話してみると、思っていた通り、壱が答えてくれた。


「あぁ。それは俺も思った」


何ていうか……。


「二重人格?」


「AB型だな」


壱は確信もないのに血液型を言った。


そういえば、壱って何型なんだろう……。


「壱って何型?」


すると、壱は無表情に言った。


「何型に見える?」


「A……かな?」


絶対Aだと思う!!


私は自信満々だったけど、壱には一刀両断で否定された。


「違う」


「えっ……。じゃぁ、B型?」


これにも首を振る。


「も、もしかして……、O型!?」


すると、壱が微笑を浮かべた。


「俺も二重人格だ」


ってことは……。


「AB型ぁぁぁぁ!?」


ま、まさか、AB型だとは思えない……。


私が唖然としていると、壱が首を傾げながら私をみた。


「ルウはAにもみえるが、Bにもみえる。いや、Oか?」


よく言われる。


何型にも見えないって言われる。


「私はA型だよ。もちろんフウもね」


すると、壱からほぅ、という言葉がでた。


私が首を傾げると、壱がそれに気づいて小さく笑った。


「いや、フウがAなのは分かる。あぁいう性格だからな。だが、ルウがAだとは意外だった」


私は小さく笑った。


「でも、絶対B型入ってると思うんだ」


すると、壱が私の頭に手をおいて、立ち上がった。


少し重みがかかる。


「実はABだったりしてな」


そういうと、壱はどこかに歩いて言った。


私の頭の上にはさっきの壱の手の温もりがある。


ふとしたとき、壱の香の匂いがした。


私、結構この匂い好きかもしれない。