「壱が冷静でいるってことは、もしかして、もう窓開いてるの?」
すると、壱の眉毛がピクッと上にあがった。
それから、少しだけ驚いた顔をして私をみた。
「ルウは観察力に優れているな。そうだ。俺が見た限りでは、開いている」
「そっか。それを聞いて安心したよ。私が一番に行く」
私は壱から紐を受け取った。
「二番目は誰が来るの?」
壁に片足をつけて聞くと、フウが首を傾げた。
「うーん……。どっちがいいんだろ?」
壱も少し困った顔をしている。
「じゃんけんで決めたらどうですか?」
小さい子がやるような決め方を提案したジンはにこやかに笑っていた。
「…………」
「あははは」
結局、特にいい案も出なかったので、じゃんけんで決めることにした。
「俺が二番目に行く」
結果フウに勝った壱が二番目となった。
私は鉤爪がきちんと隙間に刺さっているか確かめ、壁を登り始めた。
すると、壱の眉毛がピクッと上にあがった。
それから、少しだけ驚いた顔をして私をみた。
「ルウは観察力に優れているな。そうだ。俺が見た限りでは、開いている」
「そっか。それを聞いて安心したよ。私が一番に行く」
私は壱から紐を受け取った。
「二番目は誰が来るの?」
壁に片足をつけて聞くと、フウが首を傾げた。
「うーん……。どっちがいいんだろ?」
壱も少し困った顔をしている。
「じゃんけんで決めたらどうですか?」
小さい子がやるような決め方を提案したジンはにこやかに笑っていた。
「…………」
「あははは」
結局、特にいい案も出なかったので、じゃんけんで決めることにした。
「俺が二番目に行く」
結果フウに勝った壱が二番目となった。
私は鉤爪がきちんと隙間に刺さっているか確かめ、壁を登り始めた。

