「あのさ、サクラには悪いけど、私にいい考えがある」
サクラの顔がひきつった。
「ルウ、いい考えというのは何だ?」
壱が腕を組み私に聞いてくる。
「あのね、小部屋の窓から入るっていうのはどう?」
サクラがうめいた。
「ひ、姫様……。そんな危ないことしてはいけません」
私は微笑してサクラのほうを振り向いた。
「でも、エリィの弟のためだもん♪」
サクラは苦笑いを浮かべながら、お水をもらうために部屋からでていった。
「その考えはいいが、小部屋には窓があるのか?」
壱が首をコキコキとならせて私に聞いた。
私はうなずく。
「うん。あるよ。大広間からの部屋っていうのは大抵客人様の部屋になっているから、窓を絶対につける建物にしなきゃいけないの。だからいくら人目に出したくない弟の部屋でも建築家が窓をつけてしまうんだよ」
壱が関心したようにふぅー、とため息をついた。
「ルウはたまに驚くほど知識を持っているな」
私は微笑を浮かべた。
「だが、外から入ろうにもどこにその窓があるか分からないだろう?どうするんだ?」
あ…………。
「うーん……」
私が小さくうなると、壱が突然立ち上がり、部屋から出ていこうとした。
「どこに行くの??」
私があわててたずねると、壱が振り返った。
「どこって……。窓がどこにあるのか探しに行くに決まっているだろう」
サクラの顔がひきつった。
「ルウ、いい考えというのは何だ?」
壱が腕を組み私に聞いてくる。
「あのね、小部屋の窓から入るっていうのはどう?」
サクラがうめいた。
「ひ、姫様……。そんな危ないことしてはいけません」
私は微笑してサクラのほうを振り向いた。
「でも、エリィの弟のためだもん♪」
サクラは苦笑いを浮かべながら、お水をもらうために部屋からでていった。
「その考えはいいが、小部屋には窓があるのか?」
壱が首をコキコキとならせて私に聞いた。
私はうなずく。
「うん。あるよ。大広間からの部屋っていうのは大抵客人様の部屋になっているから、窓を絶対につける建物にしなきゃいけないの。だからいくら人目に出したくない弟の部屋でも建築家が窓をつけてしまうんだよ」
壱が関心したようにふぅー、とため息をついた。
「ルウはたまに驚くほど知識を持っているな」
私は微笑を浮かべた。
「だが、外から入ろうにもどこにその窓があるか分からないだろう?どうするんだ?」
あ…………。
「うーん……」
私が小さくうなると、壱が突然立ち上がり、部屋から出ていこうとした。
「どこに行くの??」
私があわててたずねると、壱が振り返った。
「どこって……。窓がどこにあるのか探しに行くに決まっているだろう」

