太陽の竜と闇の青年

「そろそろだ。玄武殿のお出ましだぁ!」


故が人型になって楽しそうに飛んだ。


その時、グラグラと地面が揺れた。


「うひゃぁ!」


私が後ろに倒れそうになったのを、壱が片手で支えてくれた。


「・・・壱、何で体形維持できるの?」


私が関心をこめてそういうと、壱は苦笑いだけ返してくれた。