「莢は情報通として役にたっているんだ」
僕は、莢を見ながら笑った。
「で?その莢さんがどうしてここにいるんですか?」
莢さんはうふふふ、と笑った。
「あたいにできないことなんてないのさ。ちょっと、二人が屋根をピョンピョン飛び回っているのが見えてね。男同士じゃムサいだろうから、あたいが来たってことだよ」
この莢さん、かなり変人だ……。
僕がそんなことを思っていたら、壱が話題を戻した。
「まぁ、莢はただの空気だと思ってくれ。本題だが、まだお前等は俺に隠していることがあるだろう」
紅の綺麗な真っ赤な赤色の目で僕を見てくる壱。
僕の背中で、一筋の汗がツーと、下に流れた。
だけど、僕は平静を装って聞いた。
「何でそう思うの?」
壱は無表情で答える。
「あえて言わなかったが、白銀の髪はどこの国でも珍しいだろう。ましてや王族が白銀の髪だ。普通なら黒髪なはずだ。和国でも珍しい。ただ、和国は髪色だのなんだのはどうでもいい国だからな。だから、ルウの髪色をみた和菓子屋の爺も特に気にしていなかった。それと、風国の王妃と王の髪色は白銀ではないはずだ。そう考えると、何故ルウとフウの髪色は白銀なんだ、という疑問にたどり着いた」
僕は乾いた唇を舐めた。
「やっぱり、空風壱は気づくと思ったよ。……話がすごく長くなるけど、いいかい?」
決心を固め、僕は深呼吸した。
どーせ旅をする仲になるしね……。
壱は深くうなずいた。
まぁ、莢さんのことが気になるけど……。
僕の気持ちを察したのか、莢さんがニヤリと笑った。
「あたいのことなら心配しなくてもいいさ。秘密と言われたことは絶対に言わないからね。それに、壱はあたいの情報通の中でも大切な客だからね。約束を破ったりでもしたら、あたいの客が1人減ってしまうよ。あ、そういえば、あたいって空気なんだっけね?」
あっはっはー!と高笑いする莢さんを無視して、壱が僕の目をまっすぐに見つめる。
「フウ、おまえとルウは一体何なんだ?」
僕は、莢を見ながら笑った。
「で?その莢さんがどうしてここにいるんですか?」
莢さんはうふふふ、と笑った。
「あたいにできないことなんてないのさ。ちょっと、二人が屋根をピョンピョン飛び回っているのが見えてね。男同士じゃムサいだろうから、あたいが来たってことだよ」
この莢さん、かなり変人だ……。
僕がそんなことを思っていたら、壱が話題を戻した。
「まぁ、莢はただの空気だと思ってくれ。本題だが、まだお前等は俺に隠していることがあるだろう」
紅の綺麗な真っ赤な赤色の目で僕を見てくる壱。
僕の背中で、一筋の汗がツーと、下に流れた。
だけど、僕は平静を装って聞いた。
「何でそう思うの?」
壱は無表情で答える。
「あえて言わなかったが、白銀の髪はどこの国でも珍しいだろう。ましてや王族が白銀の髪だ。普通なら黒髪なはずだ。和国でも珍しい。ただ、和国は髪色だのなんだのはどうでもいい国だからな。だから、ルウの髪色をみた和菓子屋の爺も特に気にしていなかった。それと、風国の王妃と王の髪色は白銀ではないはずだ。そう考えると、何故ルウとフウの髪色は白銀なんだ、という疑問にたどり着いた」
僕は乾いた唇を舐めた。
「やっぱり、空風壱は気づくと思ったよ。……話がすごく長くなるけど、いいかい?」
決心を固め、僕は深呼吸した。
どーせ旅をする仲になるしね……。
壱は深くうなずいた。
まぁ、莢さんのことが気になるけど……。
僕の気持ちを察したのか、莢さんがニヤリと笑った。
「あたいのことなら心配しなくてもいいさ。秘密と言われたことは絶対に言わないからね。それに、壱はあたいの情報通の中でも大切な客だからね。約束を破ったりでもしたら、あたいの客が1人減ってしまうよ。あ、そういえば、あたいって空気なんだっけね?」
あっはっはー!と高笑いする莢さんを無視して、壱が僕の目をまっすぐに見つめる。
「フウ、おまえとルウは一体何なんだ?」

