星の王子にお願いを☆

目の前にいるのは、人。



金髪碧眼超かっこいい。



私はその人の膝の上で、仰向けになっていた。


驚いて、その人から這いずり降りた。


「だ、だだだだだだだだ、誰!?」


周囲を見回して、ハッとする。


その人は、おとぎ話に出てくるかのような貴公子的な服を着ているし、周りの景色も初めて目にする。



それに何より、昼間だし。

おかしい。



どう考えてもおかしい。


私はパニックに陥った。


「ここは何処!?あ、あなたは!?」

すると彼はほほ笑んだ。