会社での神野さんはいつもと同じだ

なんだか昨日の事が嘘だったかの様な

『お前ぼーっとしてるとケガするぞ』

あたしの頭を軽く叩きながら神野さんは言った

あたしも変わらずに

『へいへい』

軽く返事をした

これで良かったはずなのにあたしの気持ちは少し曇ってた