もう いらない

あたしは思った

『そっか・・良かったね。あっ!あたし用事があったんだ。ごめんね。ちょっと拓ちゃんの顔見たかっただけだから』

ベタな嘘を言って店を出た

車に乗ってからあたしは放心状態だった