ガラ・・・

電話が終わったみたいで南がベランダから戻ってくる。

苺が彼女からの電話って気付いてる事を察知したんだろう。

「拗ねた?」

南が満足そうに微笑んで言う。

「拗ねてないもんっ!」

ほっぺた膨らまして、
プイッてそっぽ向く。

南は意地悪なんだから!

いつも苺が拗ねたら面白がってっ

でも・・・

「よしよし」

って頭撫でてやさしく笑う。

もぉ・・・って許しちゃう。


こんな感じに、
状況はおかしいかもだけどっ

全く相手にされないって思ってたのに
こうして傍にいれて・・・

苺は幸せなのですっっ!!!