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そして担任の長い説教が終わり、
教室に戻る。
「ってか、佐藤って第1志望どこにした?」
「あたし、商業高校。
大学行く気ないし、
就職でいいかな~みたいな(笑)」
「へ-。」
珍しく、遠藤が薄い反応。
「遠藤はどこにしたの?
あんた成績ないから西が丘とか?(笑)」
西が丘はこのあたりでは有数の馬鹿校だ。
「いや、俺…
御堂学院行こうと思ってる。」
「え、御堂学院?!」
御堂学院は県内のトップ5に入るくらいの
頭のいい高校。
でも、なんで…?
「俺、本気で野球しようと思ってんだ。
あそこでベンチ入りしたら、
甲子園も行けるかもしんないだろ?」
まともにベンチ入りした事ないあんたが?
そう言って笑ってやろうと思ったけど、
遠藤の目が本気(マジ)だった。
「だから、その…。
お前も御堂学院行かねぇ?」
あたしはいきなりすぎて、
何も言えなかった。
気づくと、教室に着き
遠藤は友達とじゃれあってた。


![[詩集] コイノカタチ.](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.834/img/book/genre13.png)