泥だらけの王子様




「実桜って好きな人いるの-?///」

ニヤけながら、里奈が聞いてきた。



「え-、いるよっ///」

「誰々?御堂の人?!」

「…うん。
 中学も同じだった仲いい男子!」


暴露しちゃった。(笑)

「このクラスにいる-?
 見た感じ、いい感じの人
 いないんだけど-(笑)」


里奈はきょろきょろ辺りを見回す。

「B組なんだけど、
 まだ来てないみたい-!」


すると、

「佐藤!まさかの同じクラスだったな!」

後ろのドアから入ってきた、遠藤。


いままで学ランだったせいもあるけど、
ブレザー来てる遠藤、
超かっこいい…!!!!!


「遠藤、制服何気似合ってんね(笑)」

気持ちがバレないように、軽く笑ってやった。


「お、まじで-?
 佐藤も結構似合ってんじゃん!」

遠藤は自分の席に着きながら、
サラッと言う。

それにキュンとしちゃう、あたし。




気を取り直して、里奈の方を見ると
里奈はなぜか遠藤をガン見してた。

「里奈?」

「…あぁ、ごめん!
 あの人が例の好きな人?」

あたしの耳元でコソッといった。