そのまま、私は男の力には勝てず。

刀で私の肩と手が斬られた。


いたぃｯ!!!!
その時。

私の中の何かが、再びわき上がってくる感覚におそわれた。

熱い。
【憎い。憎い。殺せ。】


…………。
勝手に体が動く。
先ほどが嘘かのように、想像以上の力で、浪士達を押し掛ける。



「静乃ちゃん!!!!!」
沖田さんが、向こうから急いで走ってきた。
しかし、静乃には、沖田さんの声は聞こえない。


浪士達は焦りをみしてきた時。。