ある日…


いつものように、紗枝の話を聞いていた。


「ねえ?静乃~聞いてる?」


『えっ、あっ…ごめん!なに?』


いろいろ考えすぎて、ついついボーとしちゃった。


駄目だな、最近のあたし。

「だ、か、ら、私好きな人できた。」



『えっ?』

「誰だと思う~?ふふ//」


沖田さんでしょ?
っとも言えず。


私はわからないふりをした。


『えっ、誰なの?』

っと言うと。
耳打ちをしてきた。



「ぉ…きたさん。//」

ほらね。

やっぱり。



「きゃ~言っちゃった。」

っと言って騒ぐ、紗枝。

『へぇ、そうなんだ…』



っと、私は言うことしかできなかった。