†蝶鬼鈴†



「失礼します。」


あっ、斎藤さん!

一斉に注目する。


斎藤さんは、空いてる席に座り。

今回の出来事を話はじめた。



最近、問題ばかり起こるなぁ…。



私は、斎藤さんの話を聞きながら。

そんなことを思った。



どうやら、あの子は寝かされているらしい。


急な出来事に、みんなシワを寄せる。



「どうする、歳?」

「近藤さんの意見は?」


土方さんは、聞き返す。

「まぁ、まずは様子を見よう。話を聞くと、女の子なんだろ。」



「分かった。」

土方さんに続き、うなずく。