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あれから1ヶ月が過ぎ私はよく雄太と会っていた
けど好きとかじゃないし恋人みたいな関係ではない
「咲ー、今日も雄太君と会うの?」
春は暗い茶髪だったナナミの髪は明るい髪色になり
それを指にクルクルと絡めながら聞いてきた
「うーん、まあね!」
でも、私たら最近ほとんど会ってるなぁ〜。
これじゃあまるで――…
「もうさぁ〜、恋人じゃん!てか、はやく付き合えば?
ほっんと二人してチンタラしてんだから!見ててこっちが嫌だ!」
ブツブツ文句をいい始めたナナミ。
「ちっ!違う!好きとかそういうじゃないよ…」
とりあえず勘違いされるのを防ぐために急いで弁解をした
私が雄太を好き!?
いやいや、そんなはずかない!
そんなキョドってる私を見てナナミは小さなため息を漏らした