君と過ごす時間





結局、その日の授業は受けずに放課後になった。



ナナミとの帰り道話していると近くのコンビニに柄の悪い5、6人の集団がいた


「あ、カズくん!」



ナナミが声を上げてその集団に駆け寄った


え、知り合い?


私はびっくりして目を白黒させてると


「ほら、咲来てよ!雄太もいるから!」


ナナミに腕を引っ張られて集団の中に入れられた



何が何だかわからず突っ立ってると



「ナナミ、この小さい女の子誰?」


金髪のクルクルに巻いた女の子が問いかけた