「だって、だって・・」


「まだ言うか」



「しゅ・・・・」



秀がキスで、

私の口を塞いだ。



「そんなに俺といたくないのか?」



「そんなんじゃない」



「じゃあ、オレと一緒にいてくれよ。


オレはお前が隣にいてくれたら、

他に何もいらない」



「・・・秀」



「愛してるよ」



秀が微笑んだ。


・・・

私の目から、涙が落ちた。