・・・

正午。


私に銃を向けたまま、


Xドームに立っているミキヤ。




その向こうでは、

警察がたくさん並んでいた。




「ミキヤ、私を殺したところで、

アンタに何か得があるの?」




「しいて言うなら、

秀のモノにならないことかな?」


「何それ・・・」



『早くその銃を下ろして、

投降しなさい』

警察が叫んでいる・・・



…殺されそうなのに、

何で私はこんなに冷静なの?

自分でも不思議・・・