教室と前のドアの所に俊が立ってる。
私は急いで帰りの支度をして俊のもとへ向かった。
「絢、遅い」
「ごめん~」
俊のこの髪型好きだな~
無造作だけど、軽くセットしてある髪型。
これはモテるわ、と思わせるかっこよさ。
こんなかっこいい俊と私なんかが隣にいていいのかな?
「おい、朝から元気ねぇけど何かあったか?」
「ううん、まだ高校生に慣れてないだけだよ」
俊のことで悩んでるなんて絶対言えない。
言えたらどんだけ楽かなんてわかってるけど、関係を崩したくない。
でもいつかは言いたいなぁ…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…