まあ…軽い冗談に決まっとるはず。 答える必要もない。 私は黙り込んで目を逸らした。 この人が諦めるのを待つ…!! 「…言わないってことは犯していいって事だよな?」 「えっ!?何言っ……!?!?」 グラッと全体重が横に倒され、体が反転された。 背中に伝わるコンクリートの感触。 見上げれば、 さっきまで下におった男の顔に見下ろされていた。 「……っ//」 「言いなよ、早く」 「…………///」 「言えって」 いつまでも私が言わへんもんやから、ついに彼は私の首筋に唇を近付けた。