「―それじゃあ…誰か推薦はありませんか?」 ぐるっと見回しながら、司会者が言うと 数人の女子の手が挙がった。 誰を示すかなんて、一目瞭然で…… 「一ノ瀬棗くんですっ♪」 そう可愛く顎に手をそえながら言うと、恥ずかしそうに「きゃー」っと声を出しながら座った。 はっきりとした顔立ち 180cmくらいの、高身長 スラリとしているけれど、けして弱々しくなんかない体つき 一ノ瀬くんが指名されることなんて、誰もが予測できるはず