「あ、あたしは…」 「あたしも、楽そうだからっ!」 思い切って言ってやったけど、これ、咲斗と全く一緒じゃん! 「お前も一緒じゃん!」 ケラケラと笑い始める咲斗。 最悪だ。恥ずかしすぎる! 「まぁ頑張ろうぜ!」 そういって、微笑む咲斗。 少し残る夕焼けに照らされるその笑顔に、 あたしはなぜか目が離せなかった。