「はやく開けろよ」
わーわーおちつけっ…あたしぃー
行くよ。いち、に、さんっ。
「わっ」
思わず声が漏れる。
久しぶりの架宮耶の部屋はきちんと片付いていてすきっとしていて…
とりあえず完璧だった。
「とりあえず座れよ。……てか、お前今日、仮病つかったろ?」
……。座るなり見抜かれてる。
「うっうん。」
「…。変に気を使うなよな。他の女なら今まで通り言えるけど。結愛は別だから。」
……今まで通り
そりゃね。あんだけコクられてたら…
でも。嬉しかった。
結愛を普通のコと違うって思ってくれてること。
真剣に悩んでいてくれてること。
ん?
でも。待って。
「今まで通りってことは結愛をフるの?」
「……。あぁ。やっぱ結愛を恋愛感情で見ることは出来ねぇ。」
