10年の恋

それから1日が過ぎ、何もない一週間が過ぎていった

今日も暑い日だ
一週間前に比べ、3℃ぐらいは上昇しただろう

朝の会が終わり、1時限目の国語の時間がやってきた
先生の掛け声で挨拶し、みんな席へ着く

「今日やるところはまとめなので、一週間後にテストをやりたいと思います。今回は難しいのでしっかり、テスト勉強しておきましょう。小学生の間にがんばっておけば、中学生になった時に楽ですよ」
国語は週に3時間だ
3時間で終わらせる内容なのに、テストが難しいなんて・・・

「あっ、京也君!テスト勉強一緒にしようよ」

瑠華のいきなりの質問にビックリした
てか、覚えていたの?
まず、本気だったんだ

「ねぇ、聞いてる?」

「あっごめん」
考えていたから返事をするの忘れてた

俺をはずして俺らの学校は男女、非常に仲が良くて一緒に遊ぶのなんて、毎日のように見ている
だから、別に変な目で見られることはないだろうけど、俺は男子すら話さないのに・・・

「おねがい。私、この前30点だったの。本当にお母さんに起こられちゃった。ダメ?」