ふと掛けられた声に振り向くと………。



…………そこにいたのは絶世の美女ならぬ絶世のイケメンだった。

な、何なのこの人!?
めっちゃイケメンなんですけどー!!


私のテンションはもう上がりまくりだ。



しかし、今はそんなことを考えている場合ではないのだ。


「あ、あのっ…。
迷子になってしまいまして……。」



「新入生だよね??
体育館まで案内するよ。」


何ていい人なのだろうか。