_________ _________ こんな時間が愛おしい。 そう思うのは、あの赤く染まった夕日の空と一緒で 西脇と歩いてる事を忘れてしまう程、強い優越感 静かな中とか一人の空間とか夜は居心地がいい。 「じゃあここでいいよ。」 暗いからと着いてきてくれた西脇に告げた言葉に彼は笑った。 「じゃあ。」 西脇はただ笑うだけで、言葉を発しようとはしなかった。 不思議に思ったけど聞こうとは思わない 無理に聞きたくはない。