「まず何このヒラヒラっ…ピンク…あー耐えらんない」 基本、女っぽい格好は好まない。 そういう子も苦手だ。 「完成~」 人の話に聞き耳をたてずに髪の毛をおさげにした椎名は二ヒッと黒い笑いを浮かべた 「嫌々言わないでねぇ~クラス1位のためよっ!いってらしゃぁーい」 「えっちょっ…ま。」 背中を思いっきり押され、裏にあるカーテンをから表の店に押し出された。 突然出てきた私に皆は注目を集める。